運転中の映像を記録できる「ドライブレコーダー」の搭載率は、年々高まり続け、あらゆる交通事故の有益な情報・証拠を残しています。
弊社では、損害賠償請求や慰謝料請求などの民事裁判、訴訟、刑事裁判などにも対応可能な「交通事故におけるドライブレコーダー映像解析(通称ドラレコ解析)」を行っています。
「目次」
①映像動画
②現在の時刻
③音声
④Gセンサー(加速度)
⑤緯度、経度
参考)国土交通行政インターネットモニターアンケート
自動車用の映像記録型 ドライブレコーダー装置について
こちらのデータを見ると、ご自分あるいは同居の家族が車を保有している人の中で、ドライブレコーダーを搭載している人は、年代別では20代が54%と最も高く、70代が最も低いことがわかります。
全年代で「交通事故の記録」が最も多く、次いで「あおり運転等危険な運転への対策」が多いことがわかります。
そのほかの解答として、
・目の前で事故を目撃し、恐怖と危機感を感じた
・犯罪、いたずら行為を録画するため
・いたずらを防止するため
・勤務先での安全運転資料などを作成するため
などの回答もあげられています。
ドライブレコーダーの活用状況についてのアンケートでは、以下のようなものが掲載されています。
・もらい事故の際に、自分の無過失が証明できた
・交通事故に遭遇したとき、第三者として記録を提出した
・あおり運転などの悪質な運転や犯罪の動画をもとに警察に通報した
・事故になりかけた状況を後日再確認した
・家族でお互いの運転を検証している
・社内での安全運転啓発に画像を利用した
・運転中に相手者の運転を確認する
・あおり運転、危険運転などの動画をSNSに投稿した
このような回答がありました。
【参考情報】
国土交通行政インターネットモニターアンケート 自動車用の映像記録型 ドライブレコーダー装置について
年々利用者が増え続けているドライブレコーダーですが、同時に交通事故の証拠、自分の証明としての「ドラレコ解析」の需要が高まっています。
第三者の目撃者や、当事者の証言(人証)は、時に、思惑、利害、誤認によって変化する可能性があります。
しかし、ドライレコーダーの映像を解析することにより、数多くの事実を確認することができ、事実証明をも可能とします。
ドライブレコーダーの映像を解析することにより、交通事故などのトラブル前後の原因解明と検証が可能になります。
また、ドライブレコーダー解析で、不鮮明な映像がみられた場合には、不鮮明映像の解析もあわせて行います。
動画と連動し、トラブル(事故等)発生時刻経過時間の検証に使用することができます。
また、動画の2箇所以上の目標物間の距離と経過時間から、ドライブレコーダーの速度を割り出すことができ、原因解明や検証に役立ちます。
映像動画と連動し、トラブル(事故等)が発生したときの音声(衝撃音や音声)を聞き取ることが可能です。
音声を視覚的に波形として表示できる機種もあり、後のトラブルの解明や検証に使用することがあります。
Gセンサーは、通常の運転中の加速やブレーキングでは作動することはなく、衝撃を探知した場合に作動するように設計されています。
ドライブレコーダー解析では、このGセンサーを利用して、後の車体等への衝撃回数(衝突回数など)、衝撃の強さ(破損程度など)の解明や検証を実施します。
映像動画と連動し、緯度、経度として記録されているため、トラブル(事故等)発生時の正確な位置の割り出しが可能となり、検証に使用できます。
ドライブレコーダーの映像を解析することにより、さまざまな事実を検証することが可能です。
これらを利用して、交通事故鑑定を実施し、鑑定書を作成いたします。
この交通事故鑑定書とは鑑定人による意見書となります。
ご用途にあわせ、民事訴訟、損害賠償請求、慰謝料請求、裁判証拠、反証証拠資料、刑事事件にもご利用いただけ、裁判所や検察庁、警察署、当局への提出も可能なクオリティの高い「交通事故鑑定書」の作成をお約束いたします。
※当社では、現在「交通事故鑑定」に付帯するドライブレコーダー解析のみお引き受けしております。
「交通事故鑑定」がご所望の際にはご連絡いただければ幸いです。
※ドライブレコーダー映像のみの解析、鮮明化などはお引き受けしておりませんのであらかじめご了承ください。
【参考情報】
交通事故調査鑑定の概要と基本理念
事故現場の検証、解析調査、交通事故鑑定の流れ【ご依頼手順と注意事項】
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